さかさまになった世界で　いつも君のことを想ってる


ビルの隙間から見上げた青空
どこか遠い場所のような気がした
光の交差点　ゆがんだ視界の端に
何を見つけるの

君の住む世界と　私の住む世界は
どこか分かたれているようで
近づけないの

さかさまになった世界で　いつも君のことを想ってる
気持ちのかけらが小さな粒になって　流れていくように
理不尽なままの運命論なんて　始めから信じてないから
空虚な空間が　今　満たされていく


誰か傾けた世界のルールは
いつの間にか裏返ってしまった
風の通り道　ノイズ交じりの声に
何を求めるの

君の住む世界と　私の住む世界は
見えない壁に仕切られていて
触れられないの

さかさまになった世界で　いつも君のことを想ってる
気持ちのかけらがほのかな雪になって　降り積もるように
神様が決めた運命論なんて　最後まで聞く気はないから
モノクロの宇宙が　今　カラフルになる


ぐるぐる回転する心の中
好き　嫌い　混ざり合って　恋していたんだ
止められないから　これからそっちに行くよ

さかさまになった世界で　いつも君のことを想ってる
気持ちのかけらが瞬く星になって　輝きだすように
たとえ変わらない運命論だって　この足で飛び越えてゆくから
ガラスの箱庭から　今　はばたくんだ