罪罰生死 作詞:廃墟P

「命が増えたので殺します」 なんて理由付けされた人災
ヒトが織り成した虐殺 でもヒトが作り出した真実
僕らを上から見降ろしたって はたまた下から見上げたって
実際の所ただのアワレな生き物でしかないんだろうな

ホップステップで思い立って ジャンプせずに拳銃を持って
銃口を頭に突きつけて引鉄を引いた
一瞬の行為 一つの命 奪い去って気付いた
上下左右四方八方逃げ道なんてないや

天使だって悪魔だって もとは一つの生命(いのち)
良心だって邪心だって もとは一つの精神(こころ)
進んだって戻ったって 全ては最初の一歩
だからいつだってだけどなんだっけ 向かう場所は一緒なんだよ

そんな「アワレ」が作り出した行き止まり

心を持たず 心を持てず
ただ穢れるだけだというなら ただ壊れるだけというなら
他に成すべきことすら 自分の意志じゃ動けないんだろうな


馬鹿だって救いようがないくらい言われても言い返せなくて
「なんだって、ないんだって」 その言葉を正当化した僕
言葉で作り上げた鎧をぼろぼろの身に纏って
自分自身を檻に閉じ込めて 傷付かないようにそっと眠った


穢れてゆく世界に救いの手をなんて今更何を言うの
穢したのに責任を擦り付けて 無理だ無理だってもう駄目だって喚いて
だからどうしたって言うの
始めたら終わらせるのが 罪と罰の全てだろうが

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罪罰生死/lyrics

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投稿日:2012/09/02 20:44:42

文字数:592文字

カテゴリ:歌詞

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