何かになりたいと望んでいた訳じゃない
どうせ何かになるんだって思ってた
あの頃から変わったことと言えば
世界が右に倣って傍観者です

モザイク仕掛けのその手で 
誰が差し出したかさえ曖昧なその手を
掴んだところで透過して排気ガスに飲まれていく
顔も見えない 所詮その程度 
凡人の波にのまれ
くだらない夢をほざいている―

この窮屈で傲慢な世界から抜け出せたら
何もかもを金属バッド一つで壊せたら
少しだけ惨めから解放されますか
明日の天気はきっと今日と変わらない曇り空
そんな世界の中心で僕はグッバイー

何かになりたいと望んでいた訳じゃない
実際何にもなってない訳だが
教室に置き忘れてきたのは
必要不可欠な常識と理屈です

幽霊紛いのその手に
誰が手を差しだそうと思うか 結局
夢見たところで知ってしまって落ち込んでいる
おいおい 最初から分かってただろ 
諦めを拒んで
安物のギターをかき鳴らす―

このアンチクロックワイズな世界を操れたら
有象無象ピストルぶちまけて終われたら
僕くらいは自由に空を飛べますか
どうしようもないこの世界に生まれて愛を頂戴
そんな世界の中心で僕はグッバイー

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

然れど世界は廻り続ける

『世界を壊している』の世界観をモチーフに書かせていただきました。

大人にも子供にもなれない__

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投稿日:2020/05/20 11:58:16

文字数:498文字

カテゴリ:歌詞

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