あと5分 あと5分だけ
またひとつ電車を見送った
もしかしたらと見回すプラットフォームに
あなたの姿があるはずもない
一足先に来ちゃった私
いけないってわかってるのに
まだ あなたを待ってるの

いくら泣いたって いくら叫んだって
叶わないことがある
わかってる、当然って割りきっちゃえば楽なのに
せめて顔だけでも見たい、なんて
ずるずるわがまま言って
今日も私 来ないあなたの足音がするのを待ってるの

どうしていつも
大事なことからは逃げちゃうんだろう
どうしていつも
どうしていつも
泣いて苦しむのは私なのに

あと5分 あと5分だけ
またひとつ電車を見送って
もう何回目かわからない期待と落胆に
あなたの姿があってはいけない
一足先に来ちゃった私?
本当はわかってるのに
誰が あなたから逃げたのか

いくら泣いたって いくら叫んだって
敵わないことがある
わかってた、仕方ないって諦めちゃえばよかったのに
理解できないわからない、なんて
ぐるぐるわがままばっか
今日も私 どこかにあなたの姿を探してるの

そうね、はじめに逃げたのはわたしだった
あなたのことが信じられなくて
わたしのことが信じられなくて
「あなたなんてだいきらい」なんて嘘ついた
振り向いてくれれば 謝ってくれれば
愛してくれれば それでよかったのに
あなたの小さな背中に
ごめんねが どうしても 言えなかったの

そうよ、わがままばっかりのこどもだった

どうしていつも
大事なことからは逃げちゃうんだろう
どうしていつも
どうしていつも
泣いて苦しむのは私なのに

どうしていつも
どうしていつも!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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わがまま

ごめんねが言えない

閲覧数:68

投稿日:2010/12/11 13:48:20

文字数:690文字

カテゴリ:歌詞

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