劣等フィルム

1A
腐った理性が
宙を舞って
無音の心で
脈を打った
笑えない冗談で隠したのは
僕だけの衝動
1A'
絡まった心拍
解けぬまま
掴んだものも
零れ落ちる
ゆらりゆらり
消えそうなものを
理想としよう
1B
背を向けた景色は
灰色のフィルム
どの写真でも
笑えなかった
痛みを数えて息をして
失ったものだけ
増えてしまった
君のせいにしよう
1サビ
もうどうせなら壊してよ
こんな心まで残さないで
夜を抜ける風のように
形無くても幸せと呼ぼう
ねぇ忘れられないまま
ねぇ答えられないまま
失ったとしても
あの日のまま
2A
曇ったガラスに
指でなぞった
誰の名前かも
忘れていた
拭えない黒で見えなくしたのは
思い出せないな
2A'
机の上に
散らばったまま
昨日のメモも
捨てられていた
読めない字で書かれていたものは
僕との約束
2B
画面の中では
誰かが笑う
それだけで少し
救われていた
言葉を並べて書き出して
思い出したものだけ
大事に仕舞った
僕のものにしよう
2サビ
もうどうせなら終わらせてよ
こんな弱さまで
名前をつけて
傷だらけのままでもいいと
嘘みたいな希望を抱こう
偽り続けた
今までの僕らに
さよならを告げよう
Dメロ
巻き戻せないフィルムの端
焼け落ちたフレームの隙間で
ただ焦燥感だけ残って
心は置いて
誰にも見せない傷を
失敗作と呼ぶ夜でも
まだ終わらせない理由だけ
胸で鳴っていた
滲んだ世界はピントが合わない
それでも僕はここにいたんだ
息を整えて立ち上がって
残っていたものなんて
何が残った
抱えたままでいよう
ラスサビ
もうどうせなら壊してよ
この劣等感もフィルムごと
なにを為せることも無くても
僕たちは幸せだから
ねえ忘れられないまま
ねえ答えのないまま
焼きついたままでも
生きていこう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

劣等フィルム 歌詞

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投稿日:2026/04/22 02:59:37

文字数:775文字

カテゴリ:歌詞

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