あおく ゆらぐ そらのむこうがわへ おちてゆくこの心
かすむ視界 在りし日の面影 求めては両手のばした
一人で目覚めた朝は 嘘みたいな青空
となりに君がいないよ それが真実で
君と二人 笑いあったあの日 幼い恋のゆくえ
何も知らず 無垢なままだったら どんなに良かっただろう
白く光る 翼はためかせて 飛んでゆく鳥を見た
僕は一人 立ち尽くしたままで 見送っていただけだった
一つだけ約束した“どんなときも泣かない”
今でも守っているよ 涙こらえてる
君の笑顔 写真の中だけで 鮮やかに輝くよ
何もかもが 意味をなくしたよな 世界が僕を包んだ
黒く染まる 人の群れの中で 明日(あす)を見るのもやめた
暗く深い 絶望をさまよい 闇雲に君を求めた
蒼く霞む 空の向こう側へ 君は一人旅立つ
白い煙 見上げた青空に とけて消えてゆく
君が笑う 晴れた五月(ごがつ)の空 もういいよと言うよに
涙こぼれ 止まらなくなってた そよ風にさらわれた
その優しさ 僕の心癒やす 傷は消えないけれど
この思い出 胸の奥しまって まっすぐに歩いてゆくよ
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