深夜2時のシンクで
溺れた人魚の事件
ささやかな線を書いた
点と点の話

絶対のことなんて
始めと終わりくらいで
ならばこれは何だろう?
ぐるり繋いだ円

息をするのが肺じゃなくて
脳だったら
きっと窒素の香りみたい
きみとの対話も

泡になるみたいにもがいて
きみの足に似た結末を掴む
つくりものの白は光に脆くて
気がつく頃には火傷している

背景に溶けてった
水溜まりの静寂
人知れず線を書いた
円と円の話

声を出すのが喉じゃなくて
指だったら
きっと濃すぎた酸素みたい
きみとの交差も

痣になるくらいに足掻いて
きみの眼差しの融点を探る
立て掛けた光に隠れて焼かれて
振り向けばただ白い痕になる

深夜2時のシンクで
零れてった鱗の話

泡になるみたいにもがいて
きみの足に似た結末を掴む
つくりものの白は光に脆くて
気がつく頃には火傷している

息をするのが肺じゃなくて
脳だったら
きっと窒素の香りみたい
きみとの対話も

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

スイソウ


なんとなくつらつらと。

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投稿日:2010/12/23 22:41:17

文字数:418文字

カテゴリ:歌詞

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