【A】
遠い海の向こうから 鯨たちの歌が聞こえる
仲間と泳いで 親しそうに挨拶している

【B】
でもね ひとりだけ外れた
音で歌う鯨がいたんだ
声は確かにするけれど 姿は見えない

【サビ】
世界でたったひとり とり残されてしまう
「わたしは此処よ」と呼んでるのに
広大な海の淵 孤独に暮らす鯨
言葉の 意味は 誰も 知りは しない
けれど 歌い続けてる

【A】
高い声が遮って 鯨たちの会話止まる
訝しく思って 声のする方をちらり見た

【B】
声の主は"52"(フィフティーツー)
仲間と交わることできない
今日もひとりぼっちだった これからも 死ぬまで

【サビ】
世界でたったひとり とり残されてしまう
心の奥で叫んでいるのに
広大な海の淵 孤独に暮らす鯨
何度も 声を 上げて 泣いた 泣いた
けれど 声は流れ消ゆ

【サビ】
世界でたったひとり とり残されてしまう
見つけて欲しいと願ってるのに
広大な海の淵 孤独に暮らす鯨
彼女の 声は 何も 届きは しない
けれど 歌い続けてる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【曲募集】52ヘルツの鯨

応募用でしたが選考落ちていくしたので曲募集します

この世界に唯一、52ヘルツの周波数で鳴いている鯨がいます。
まだ誰も姿を捉えてないですが、実在する鯨です。
52ヘルツというのは通常の鯨よりずっと高い周波数です。
それ故にこの鯨は仲間とコミュニケーションをとることができないと推測され、「世界で最も孤独な鯨」と言われています。
そんな鯨の気持ちを想像しながら書いてみました。
52ヘルツの鯨についてもっと知りたい方はWikipediaとかにも載ってるのでそちらをどうぞ(^^;

閲覧数:230

投稿日:2016/10/25 11:12:17

文字数:449文字

カテゴリ:歌詞

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