受け取った声と与えられた世界は
どれも優しくて傷口を撫でた
此処で生きてきた この先も
「ねぇ、神様 ここにいさせてよ」
お気に入りの絵本と
書き溜めたノートは
まだ見ぬ世界に憧れてた
真似事をしようか
あの惑星のように僕にも創れるかな
神様で溢れた
今まで過ごした楽園を
手放して此処まできた
初めて呼吸をした
酸素もないこの惑星で
掠れた叫びも渇いたはずの涙も
全部忘れないように握りしめて
「どんな君もいいよ」と微笑んでくれたから
神様に手を振って また進むよ
生み出した声とつけた足跡は
拙くてどれも愛おしくて
貴方の惑星と同じように
この惑星を愛せるかな
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