嘘つきだって知らなかった
無邪気にずっと信じていた
サンタクロースと自分自身
そんなガキだった

思ってたよりのろまだった
大人になって残ったのは
卒業文集と近視眼
過去がぼやけた

ネットで話題の15歳が
一世風靡し大喝采
じゃあすっかり無能な30歳は
何に尖ってればいいんですか?

ニュースを見てもすぐに忘れて
無学を晒した
忘れてばっかの人生
空っぽみたいだ
笑われたから辞めたくなった
殴ってやろうか
でも当分は会社も
やめれそうにないな


見知った顔が並んでいた
小さな命抱えていた
一人分で限界な
自分には無理だ...

"Life is a series of choices."
だとてゴミ箱を漁るようなもんでしょ
例え丁寧にリンゴを磨いたって
食ってしまわにゃすぐに腐るから
髪を切って
カフェに行って
部屋のレイアウトを変えたって
何一つ好転するわけじゃない
残り40,50,60年 それかたった10秒の
地獄と地獄2の間のトランジション

笑顔の素敵な隣人は
昨日救急搬送されちゃった
ウイルスばら撒く実験体も
生きてるだけで偉いですか?

愛されたいな構ってほしいな
放っといてほしいな
縋ってばっかの人生
空っぽみたいだ
誰がいようと変わりはないな
社会はデカいな
でも暴食も飲酒も
やめれそうにないな


苦しいよって
死にたいなって
ツイートしたってみんな飽きてて
ああ、本当にしたっていいか
そう思った

明け方までに決めきれなくて
朝日が出ていた
今週も、人間
やめれそうにないな
足取りなんて成り行き任せ
頭が悪いわ
中途半端、人間
やめれそうにないな
働く意味も死にたい理由(わけ)も
生きてる内には
大体の人間
分からないそうだ
恋愛さえも鬱病すらも
所詮は唯の化学反応
ってネットで聞いてもなんか実感
湧かないもんな
だから会社も、人間も
やめれそうにないな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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中途半端人間 歌詞

歌詞です。結構長いです。

閲覧数:7

投稿日:2025/11/30 23:38:22

文字数:802文字

カテゴリ:歌詞

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