暗闇が夜を刻む 重ねた影は剥がされ
二つに揺らぐ幻 欠けた泪の在処を告げる

目を開け見る夢は 解いては結び直し
小さな時間の中 綴られる御伽話

冷めた雲が隠した空 風が息を浚ってゆく
傾く針急かす音が 鼓動を刺して乱れる

暗闇が夜を刻む 重ねた影は剥がされ
二つに揺らぐ幻 誘う森の囁き
照らす月灯り 黒の悪夢へ手招く

優しい子守歌 眼を逸らし耳を塞ぐ
磨り減り朽ち果てた 胸の奥音色が響く

欠けた琥珀 握った手は
憧れごと 切り取られ
肯く度 罅は翳り
緋を見失い彷徨う

歯車は夜を奏で 泪が月へ導く
虹を縁どる現実 夢幻の白に染められ
照らす月灯り 黒の悪夢へ手招く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夢幻ノ刻

閲覧数:251

投稿日:2011/06/14 09:40:45

文字数:291文字

カテゴリ:歌詞

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