ゆらら 月の足先は水球の底で照り返す
ふわわ たゆたう淡いチリは青くひかりまとうmarine snow

静かに降り積もる時の海にたゆたう
ぼやけたひかりに包まれた僕は泳ぐことも忘れて

飛び込む青の中で弾けるプランクトンの雪
流れのままに漂って揺らされる僕はNoctiluca
波のまにま 彩るsilver blue 誰かの声が水底に揺れる
あの時も あのまま 時を止めて 愛してくれたらよかったのに


さらら 汐の流れは温度差のままに渦を巻く
きらら 水面に昇り弾ける泡から 降ってきた幾億の輝く星くず

深く置き去られた思い出の海の中
降り注ぐ光に照らされて ただ瞼を閉じた

透き通る青の中で揺らめくプランクトンの星
失くした歌も届かずに たゆたう僕も青く染まり
悲しめば悲しむほど 宇宙は深く遠く透き通る
星の一つと成り果てて それでも僕は輝いてるよ

甘い夜に沈んでゆく模型の海の小さな宇宙
忘れた夢を漂って青く照らす僕はNoctiluca
意識も声も全部溶かして 朝が来れば消えゆくfire fly
あの時も あのまま 時を止めて 愛せたならばよかったのに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

Noctiluca -ノクチルカ-

―――愛せたならばよかったのに

深夜の部屋で作りました。ふわふわ一人で世界に浸る詩。
ノクチルカとは夜光虫のこと。ぼんやり光るあの青い光はとても幻想的だなーと思います。
これがピアプロ公開50作目になります。

閲覧数:109

投稿日:2013/08/21 14:51:03

文字数:486文字

カテゴリ:歌詞

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