最近の投稿作品 (197)
-
甘えんぼうワールド
遠慮もせずに言いたい放題で
話も聞かずに一丁前に真似して
何かあったら誰かのせいにして
道に座り込んで歩けないと喚く
まるで小さな子供だね
-
たとえ3秒後に世界が壊れても
人類は進化しているか
賢くなっているのか
電気仕掛けの都市と近づく仮想
菲薄化する現実
糧食にもならぬ貨幣を
-
夢幻未来フライタ
か細いような赤い心拍の 1ビット通信を辿って見つけた君は
砂漠の下手なオブジェのように 刺さった機体の傍らで笑ってた
“いつまでも夢を見てんなと 現実に撃ち落とされたよ”と血を拭う
砕けた片翼のパネルはあの日と 変わらない遠い空の色を映す
鳥はなぜ空を飛ぶの 自分が鳥だからさ
-
Ad libitum.
君は碧空を見つめる 三日月を瞳に抱いて
漏刻の水銀は干上がり 時さえも止まる夜
糸を切られた星が 稲穂のように降るよ
銀の茨の鳥籠で 僕は真紅の薔薇を吐きながら 夢を見ていた
追い求めなくても幸せになれたのに
-
dreamer's high
信じてたんだろう 何でも出来るって
子供の頃みたいな無邪気な夢さ
そのうち目は覚める 嫌でも大人になる
ラクして息することを覚える はずだった
あんなに転んで痛い目に遭ったのに
-
流星ロッカー -Wings of Bravery Passion-
Can you hear my voice?
I sing a song of life with prides.
You think how, and sympathize it or not?
Try to sing with me?
だから I never cry!
-
ビリー・ウィリーと涙の海
小さなビリー・ウィリー
泣かないでおくれ
そんなに泣くと 涙がこぼれるよ
可愛いお目々が真っ赤に膨れるよ
目玉もまぶたもみんな溶けて流れてしまうよ
-
今宵哀しみと共に月へと向かう船に乗って
そんな棘のある言葉で この夜を汚さないで
風露草(ふうろそう)の涙が 静かに丘を伝う
青く広がる宙(そら)から 零れる星のため息
この地上を見つめる、焼けただれたこの地を
願っても祈っても 想いなど届くはずがない
-
Goodbye, the loveless world. ~くだらない世界に花束を~
地球は水槽だ 狭くてビョーキも蔓延
世の中の大半が気がふれてるか無関心で
愛国憂国を叫び道に溢れるデモ隊の足の下で
アスファルトに咲いた花がぺちゃんこに潰れていった
正義の実現のためには多少の犠牲は必要だと
-
セツナデモクラシィ
セツナデモクラシィ
ちょっとの寄り道で夢が見れるよ
セツナデモクラシィ
誰でも“正義の味方”になれる
自由とネットワークが可能にした
-
Remenbrance Blue
あなたの瞳の中には 澄み渡る空がある
心奪うような 目に染みる青色
どんなに暗い夜が来ても 寒さに震えても
ただ静かに笑って希望を見据えてた
優しいだけの言葉ならきっといくつもある
-
レジスタント・エンジン
明日が見えない 暗闇の中で
ただこの身体が朽ちて死ぬのだけを待っていた
理不尽な潮流に心は食い潰され
時代錯誤(アナクロ)な象りは 鋼鉄の 魂の棺へと変わる
愛されたかった 必要とされたい
-
サヨナラディプライバー
賢いヒトは言う、この世は正しくて幸せな普通の世界だと
大多数の“まとも”な人間の幸福に合わせたからそうだと
それに外れてしまったり疑いを持つようなヤツは
きっと人間でない 獣(けだもの)かモノだろうと
黙っていれば いいように遊ばれる
-
銀河鉄道は晴天なり
こんなにも穏やかな日に
君は行こうというのか
空は青く青く晴れて風も無いというのに
地上では鳥が鳴いてる
紫陽花ももうすぐ咲くよ。
-
さよなら独裁者
街頭テレビの中では
朝から国会の野次が映る
「小学生のケンカみたい」と
通りすがりの老爺が言った
流行りの服を掴まされた
-
絶対主義的☆傾国ガール
どいつもこいつもエブリデイ
クスリと殺人衝動漬け
賢い顔してアハッハー
みんなが前頭葉停止さ
ヒトらしさの欠片もない