[ファクトリー]


夜が 瓦礫を濯いで
森が 総てを呑み干す
とても 静かな夜半に
キミの ことが気になった

朽ちた ドアが崩れても
キミは 今もキミでいた
永い 旅には報いを
眠る 君には花束を

受け取って "Factory"

長く息を吸うように 金組みを軋ませて
寝息のままに大機構は歌う

赤く錆びた揺り椅子で 鉄の糸を編みながら
寝息のままに大機構は歌う


キミは 幸せだったか
眠る ことは嫌なのか
それが すべてと言うなら
キミが いまも望むなら

…"Hello, Living Factory!"

地響くような声の中で 時計の針が早まりだす
目覚めの歌を大機構は歌う

舞い散る鉄と塵の中で 俯く僕の手を取って
「踊りましょう」と大機構は笑う

遠く連ねた同じ日々を 変わらぬ声で語りながら
夢見るままに大機構は踊る

忘ること無き同じ歌を 消えゆく声で歌いながら
夢見るままに大機構は踊る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

[ファクトリー](歌詞)

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投稿日:2017/04/24 07:43:26

文字数:409文字

カテゴリ:歌詞

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