気怠く
水平線走る
船眺め
オレンジに
染まる雲を
溶かしながら
沈む夕日

光る星
紫色の空
そよぐ椰子
満月が
十字星照らして
白い砂浜に
映している
その姿を追えば

時の流れの中で
星々の動きさえ
見分けられるほどに
ゆっくりと
地球が回る音までも
聞こえてきそうな
嵐が過ぎた
凪いだラグーンに

打ち寄せる波音を
聴きながらパラソル
横たわるあなたとは
街で出会った時には
こんな笑顔を

見せては
くれなかったけれど
ここに来て
満ちてゆく瞬間に
何もかも忘れて
今までの出来事も
約束さえ捨て
過去の記憶も
古いテープのように
全て

重さを感じない
深く果てしない青
包まれてると
自然と気がつく
懐かしい時
過ぎ去ったシーン
時間の片隅でも
手が届くよ

幼い日の想い出
星のかけら集めて
銀河のささやき声
覗き込んだよ
気づいていないだけだよ
心の深いところで
本当は知っている
僕らがどこから
来たのか

物憂く
ハンモックに揺られて
桟橋に打ち寄せる
波の音を聴きながら
佇んでいる

カクテルの
氷もとうに溶け
水滴が
テーブルに水たまりを
作っている

満ち溢れてる
甘い香り 
夜に咲き出す
白いサボテン

まるで宇宙の不思議
銀の満月に誘われ
出会いを重ねてゆく
受け継がれてく

砂粒一つも
つながっている
太古の昔の
繰り返される
命の物語は
永遠に
続く

けだるく
すいへいせんはしる
ふねながめ
おれんじに
そまるくもお
とかしながら
しずむゆうひ

ひかるほし
むらさきいろのそら
そよぐやし
まんげつが
じゅうじせいてらして
しろいすなはまに
うつしている
そのすがたおおえば

ときのながれのなかで
ほしぼしのうごきさえ
みわけられるほどに
ゆうくりと
ちきゅうがまわるおとまでも
きこえてきそおな
あらしがすぎた
ないだらぐうんに

うちよせるなみおとお
ききながらぱらそる
よこたわるあなたとわ
まちででああたときにわ
こんなえがおお

みせてわくれなかあたけれど
ここにきて
みちてゆくしゅんかんに
なにもかもわすれて
いままでのできごとも
やくそくさえすて

かこのきおくも
ふるいてえぷのよおにすべて
おもさおかんじない
ふかくはてしないあお
つつまれてると
しぜんときがつく
なつかしいとき
すぎさあたしいん
じかんのかたすみでも
てがとどくよ

おさないひのおもいで
ほしのかけらあつめて
ぎんがのささやきごえ
のぞきこんだよ
きずいていないだけだよ
こころのふかいところで
ほんとおわしいている
ぼくらがどこからきたのか

ものうく
はんもおくにゆられて
さんばしにうちよせる
なみのおとおききながら
たたずんでいる

かくてるの
こおりもとおにとけ
すいてきが
てえぶるにみずたまりお
つくうている

みちあふれてる
あまいかおり
よるにさきだす
しろいさぼてん

まるでうちゅうのふしぎ
ぎんのまんげつにさそわれ
であいおかさねてゆく
うけつがれてく

すなつぶひとつも
つながあている
たいこのむかしの
くりかえされる
いのちのものがたりわ
えいえんに
つずく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Secret Lagoon

no_20さんの楽曲
https://piapro.jp/t/n4dr
に歌詞を付けさせていただきました。

壮大な曲調から宇宙をイメージした内容になりました。

閲覧数:64

投稿日:2024/05/26 00:35:04

文字数:1,316文字

カテゴリ:歌詞

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  • no_20

    no_20

    使わせてもらいました

    seahorse2024さん、今回は「north city pops(仮)」( https://piapro.jp/t/n4dr )への歌詞応募ありがとうございました。

    seahorse2024さんが制作して下さった歌詞を付けた音源をピアプロに投稿しましたので、聞いてみて下さいm(__)m。

    https://piapro.jp/t/UV1C

    2024/06/07 19:02:11

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