あなた追いかけあちらこちら
さっき見たよとみんな言う
私はただ確かめたいの
心の中覗いたのかを

会えば小言や説教ばかり
色気もないしかわいくもない
白衣の下　心の中に
隠してる思いあるの

アインシュタイン　ニュートン
アルキメデスだって解けない
解が見つからないから
私ゆらゆら揺れ動くばかり

あなたはいつも
私の心の中いるのに
目の前いない
背中追いかける遠ざかる

まっすぐ見ていて
後ろとか横とかじゃなくて
他の子追いかけるあなたなんて
見たくないわかって　


ある夜呼び出されついてく
ついに別れ告げるのね
いつも見ている背中は
近いのに遠くにあるのね

何も言わない真っ暗な道
断頭台に向かう道
最後あなたについていくと
抜けて夜空広がる丘

コペルニクスにガリレオ
ケプラーだって解き明かせない
星空の下私は
ついに彼から別れ告げられる

彼は時計と
ボロボロのメモを見ているの
流星落ちる時間（とき）
昔私計算したメモ

ついにやってきた
彼が口を開き告げる
まっすぐこっち見る
彼の後ろに流星流れ出す

お前が好きだ昔から
ずっとこの日を待ってたんだ　　
大きくあいた私の目に
流星落ちてくる

思い出した
私があのメモの計算したのは
流星の中で
好きと言われたいと願ったから

そのこと知っているのは彼だけ
誰にも言ってない
覚えていてくれたんだ
彼も流星もにじんで見えない

黙っている私に
焦り出す彼に私は言うの
流星流れる中
世界でいちばんあなたが好きですと