三分で出来上がるジャンクフードで
気だるい午後働き続けて
右肩下がりの世の中を
どうやって乗り越え
夢に向かえばいい?

あの頃は希望が溢れていたって
年寄りの話はもう聞き飽きた
いまこれからの計画を引き直す
自転車が倒れないように

本当は分かってるよ
それも十分楽しみだって
落ち着いて考えれば
それほど悪くはないって

僕らの期待が大きすぎて
未来を先取りで費やして
望んでいない素振りで
未来を先取りで費やしている

飲み切れなかったエナジードリンクで
眠剤を飲むという矛盾
つまんないと嘯きながら
真剣になれない自分を持て余す

この星が奇跡に恵まれてるって
いくら言われても実感ないよな
だって僕らはこの星に生まれて
あたりまえの中に生きている

本当は分かってるよ
それで十分特別だって
食べているのは死んだ肉
住んでいるのは死んだ木々

僕らはそれに値段をつけて
いのちの続きを歩いている
退屈だとか言いながら
いのちの続きを歩いている

心の奥底で燻り続ける願い
わずかも掴めないでいるから
いっそ見ないふりしてしまいたい

指の間をすりぬけて
いのちの物語は続く
大きな河の流れのように
嗚呼すべての詩を飲み込んで

本当は分かってるよ
僕らどこかで繋がっている
孤独な夜を過ぎれば
小鳥の鳴く朝が来ること

誰かに渡す手紙を書いて
それをビンに入れて流すんだ
とても長い手紙だけど
それをビンに入れて河に流すんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

コンティニュー

楽曲「コンティニュー feat.夏色花梨」の歌詞

閲覧数:11

投稿日:2024/11/03 20:26:06

文字数:617文字

カテゴリ:歌詞

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