Era of Dawn


その爪で抉った残骸のカタコンベに
穿つ穴こそが真実か
音も無く飛び去る猛禽の残影に
僕らは古びた幻想を重ねた

朝焼けの窓辺に
草臥れた祈りは似つかわしくないと言って
僕らは歌い出す 金切り声で愛の賛歌を

Era of Dawn 時の始まる場所へと
哀しみの花を摘んだら共に手を携え行こう
願い通り 望むまま 生きればいいさ
ほら見てみなよ 果てなく道は続いてる


蝋燭の灯りに頬を染めながら
君は言葉を見失った
ステンドグラスには偽りが描かれて
この胸の空白すら埋める術が無い

いつまで続くのかさえ
曖昧な独白を僕らは繰り返す
この空の広さを忘れてどれくらい経つだろう

Era of Dawn また痛みを抱きながら
何度だって答え探しては迷って苦しむのだろう
耳を塞ぎ 目を閉じて 顔背けたって
僕らが立つ 今この場所を否定できない

Era of Us 刻み続ける
聳え立つ時計の針が叫んで告げる僕らの生
Ah 戸惑って 俯いて 涙零し
それでも行こう ここが始まりの場所だ
そうここが全ての始まりだ


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そのつめでえぐったざんがいのかたこんべに
うがつあなこそがしんじつか
おともなくとびさるもうきんのざんえいに
ぼくらはふるびたげんそうをかさねた

あさやけのまどべに
くたびれたいのりはにつかわしくないといって
ぼくらはうたいだす かなきりごえであいのさんかを

えらおぶどーん ときのはじまるばしょへと
かなしみのはなをつんだらともにてをたずさえいこう
ねがいどおり のぞむまま いきればいいさ
ほらみてみなよ はてなくみちはつづいてる

ろうそくのあかりにほほをそめながら
きみはことばをみうしなった
すてんどぐらすにはいつわりがえがかれて
このむねのくうはくすらうめるすべがない

いつまでつづくのかさえ
あいまいなどくはくをぼくらはくりかえす
このそらのひろさをわすれてどれくらいたつだろう

えらおぶどーん またいたみをいだきながら
なんどだってこたえさがしてはまよってくるしむのだろう
みみをふさぎ めをとじて かおそむけたって
ぼくらがたつ いまこのばしょをひていできない

えらおぶあす きざみつづける
そびえたつとけいのはりがさけんでつげるぼくらのせい
ああ とまどって うつむいて なみだこぼし
それでもいこう ここがはじまりのばしょだ
そうここがすべてのはじまりだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Era of Dawn

尚木広庵さんの歌詞募集/タイトル未定への応募作です。

http://piapro.jp/t/vLos

@歌詞について
何だかやたらと堅苦しくなったかもしれないσ(^_^;)
今を生きる僕達で時代を切り開いていこうって感じで書きました。
タイトルは「夜明けの時代」という意味です。

読み仮名は下方ひらがなver.を参考にしてください。
譜割や変更等何かあればご相談いただければ対応しますm(._.)m

2016.7.19 変更しました
2S この痛みを→また痛みを
2016.7.20 変更しました
1S 果てまで→果てなく

閲覧数:245

投稿日:2016/07/20 22:14:19

文字数:1,041文字

カテゴリ:歌詞

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