かすれた声が　消えて
遠くに見えてた　月が　崩れていく

”僕は二度と迷わないさ”
そんな　言葉　吐き潰して
足がずっと　竦んでいる
歩き出せず　それなのに

今も　ずっと　震えてて
でも　確かにここにいる
それを　なんで　信じられなくて
一人悔やんでいる

覚えた眩暈　ずっと
幼く見ていた　夢を　忘れていく

途絶えた声を　頼り
忘れてないさ　ほらね　覚えている

”僕が僕であるために”
そんな　心　飼いならして
ただ真っ直ぐに進めばいい
信じぬくこと　だけなのに

だけど　きっと　怯えてて
ほら　心は揺らいでいる
それなのに　あきらめ悪くて
ひどくもがいでる

揺れて
消えて
見つけ
淡く
それを

今も　ずっと　信じてて
ほら　遠くに見えている
淡く　揺らぐ　月を追いかけて
そこが道になる