『川の向こうの楽園へ』

【1】
冷たい川はやがて魚が満ちて
五線譜にのる音符も楽しくなる
流れた時は戻らぬけれどっ[お]て
ドロドロ留[とど]まる流れを今ここで開く

放たれた水は堰を切っ[い]て
宛失くせば叫びが痛い
あなたを助けたいと掬う水がこぼれ
煌めいても星にもなれない人に川はただ
ただただ揺蕩[たゆた]うだけなのですかとまた叫ぶ

さあ行こう僕らだけの楽園シンフォニアそこには
何かが見えるから聴こえるから
だから今はまだ僕ら好きなよう生きる川

【2】
遡る鮭の群れに時を知らず
苦しみながら掴んだものも消えて
それでもあなたの中に鮭やそれ
以外の生き物が居続ける理由探す

堰を切っ[い]た水に進む者
消えた水に気付かない者
神様に涙流して欲しい者まで
何をしても落ちていくかの自分に川はただ
ただただ揺蕩[たゆた]うだけだと知っ[い]てもまた叫ぶ

さあ行こう僕らだけの楽園シンフォニアそこには
何かが見えるかい?聴こえるかい?
叫ぶその先にあるだろうから僕は生きる

【3】
もし冷たい川を見たら耳澄まし
音に合わせていっ[い]しょに歌(っ)てあげて
流れた時は戻らぬそんな歌
あなたに留まる心を今ここで開く

命はまだ枯れてないだろう
気持ちもまだ果てしないだろ(う)
例え救われたいと溜[た]める水がこぼれ
煌めいた(っ)てとかそんなこと叫ぶことになっ[あ]て
またただ揺蕩[たゆた]うだけでもいっ[い]しょに歌おうよ

さあ行こう僕らだけの楽園シンフォニアそこには
何かが見えるから聴こえるから
だから今はまだ僕ら好きなよう歌おうぜ

【LS】
さあ行こう僕らだけの楽園へ川の先の園
歌には届くから聴こえるから
だから今はまだ僕ら好きなよう叫ぶから




★読み
『かわのむこうのらくえんへ』

【1】
つめたいかわわやがてさかながみちて
ごせんふにのるおんぷもたのしくなる
ながれたときわもどらぬけれどおて
どろどろとどまるながれおいまここでひらく

はなたれたみずわせきおきいて
あてなくせばさけびがいたい
あなたおたすけたいとすくうみずがこぼれ
きらめいてもほしにもなれないひとにかわわただ
ただただたゆたうだけなのですかとまたさけぶ

さあいこおぼくらだけのらくえんしんふぉにあそこにわ
なにかがみえるからきこえるから
だからいまわまだぼくらすきなよういきるかわ

【2】
さかのぼるさけのむれにときおしらず
くるしみながらつかんだものもきえて
それでもあなたのなかにさけやそれ
いがいのいきものがいつづけるりゆうさがす

せきおきいたみずにすすむもの
きえたみずにきづかないもの
かみさまになみだながしてほしいものまで
なにおしてもおちていくかのじぶんにかわわただ
ただただたゆたうだけだとしいてもまたさけぶ

さあいこおぼくらだけのらくえんしんふぉにあそこにわ
なにかがみえるかいきこえるかい
さけぶそのさきにあるだろおからぼくはいきる

【3】
もしつめたいかわおみたらみみすまし
おとにあわせていいしょにうたてあげて
ながれたときわもどらぬそんなうた
あなたにとどまるこころおいまここでひらく

いのちわまだかれてないだろお
きもちもまだはてしないだろ
たとえすくわれたいとためるみずがこぼれ
きらめいたてとかそんなことさけぶことになあて
またただたゆたうだけでもいいしょにうたおおよ

さあいこおぼくらだけのらくえんしんふぉにあそこにわ
なにかがみえるからきこえるから
だからいまわまだぼくらすきなよううたおおぜ

【LS】
さあいこおぼくらだけのらくえんえかわのさきのその
うたにわとどくからきこえるから
だからいまわまだぼくらすきなよおさけぶから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【落】川の向こうの楽園へ

閲覧ありがとうございます><
周水音贄(スルンディラP)さんの楽曲への歌詞応募です。
こちらの楽曲です
https://piapro.jp/t/RXFY

どこか寄せ付けない荘厳さを感じさせる曲に
自分なりの解釈をし
聴いて頂ける方に届くような歌詞を目指しました。

よろしくお願い致します。

閲覧数:256

投稿日:2020/10/26 01:11:50

文字数:1,549文字

カテゴリ:歌詞

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