飲めや歌えやと 花見酒の宴(えん)
ゆらゆら揺れるのは 誰かしら
どこまで聞こえるの? 小突くような喧騒が
うるさいようでいて 懐かしく

響く ヒビく 軋む畳
辞世を詠めば
捕らえずも 途絶えず 囲う声
止むまでは歌いましょう…

思ひ出話も酣(たけなわ)に 此方の訪れ待たざれば
彼方に住まう想い人々の通ひ路も 見えましょう
なんて…っ!


哀し離れども 散り際を糧に
ゆらゆら揺れるのは なぜかしら
いつまで囚われて 想い出は霞み
苦しいほどながら 愛おしく

鳴らす 馴らす 燃ゆる調べ
惑いを詠めば
伝えずも 続くは 花の宴(えん)
飽けるまで明かしましょう…

お祭り騒ぎの一頃に 宵の訪れ感ざれば
此方に踊る吹雪踏みしめて歌を今 始めましょう
なんて…っ!


思ひ出話も酣(たけなわ)に 此方の訪れ待たざれば
彼方に住まう想い人々の通ひ路も 見えましょう

桜花(さくらばな)咲き散る様に あなたの姿を重ねては
溢るばかりの想い徒然の通い路を 辿るはず
届け…っ!
飲めや歌えやと 徒然なるまま
ゆらゆら揺れるのは 誰かしら
どこまで聞こえるの? 小突くような喧騒が
うるさいようでいて 懐かしく

響く ヒビく 軋む畳
辞世を詠めば
捕らえずも 途絶えず 囲う声
止むまでは歌いましょう…

思ひ出話も酣(たけなわ)に 此方の訪れも待たざれば
彼方に住まう想い人の通ひ路も 見えましょう
なんて…っ!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

応募 けんぴ様作曲物へ

けんぴ様作曲、
http://piapro.jp/t/ku64
への応募。
軽めの悲哀詞にしてみました

5/1 フルコーラス作成完了につき編集

閲覧数:432

投稿日:2015/05/01 18:43:06

文字数:610文字

カテゴリ:歌詞

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