いつまで待っていても手を伸ばしても
近付けない夢と記憶と
すべて忘れたまま消え逝く
夜更けの街灯り


愛こそすべてとか つまんない歌 憧れた
青く輝く風 空に響く君の声

凍る坂道 追い抜いたコート
忘れてしまうよ

埃の積ったテレビ 募った虚無に
知らん顔してまた不貞寝して
何もできずに 何にもなれずに
ただ時間だけ通り過ぎて
僕を置き去りに沈んでく
夜明けの白い月


雨上がりの街は 広がる光 眩しくて
悴む指先で 空に探した 祈りも

こんな遠くに離れていたら
忘れてしまうよ

今更見えない景色 聞こえない声
知らん振りで無駄に強がって
何もできずに 何にもなれずに
ただ日常を捌いていく
君を忘れたまま消え逝く
朝焼けの始発で


変わらず変わりゆく
世界はやさしくて
言葉にならないことも
飲みこまれていくよ


何処にも居ない幻 理想像など
知らん顔してまた逃げだして
何もできない 何にもなれない
自分を騙して生き抜いた
僕を置き去りに進んでく
世界に
積ったメロディー 募った言葉
腐った過去をただ吐き出して
何も見えずに 何にも聴こえずに
ただ無我夢中で歩き出す
僕を置き去りに沈んでく
夜明けの白い月

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WhiteLight

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投稿日:2023/10/03 05:39:51

文字数:514文字

カテゴリ:歌詞

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