A
星が火花を散らして
宵闇に砕け融けていく
騙るべき『さよなら』さえも
無重力に離した
B
逆さにした感情の渦
大切なものは何も解らない
感覚が鈍くなる
S
一閃の塵になって
肩寄せ逢ったつもり
痛いほどの熱が
燃やし尽くすの
A
夢が汚泥を遺して
朝靄に熏(くす)み退けていく
明かすべきこれからさえも
無関心に盗られた
B
同じにした正常の月
疚しいことだけ狂れた気がしても
衛星が遠くなる
S
一介の愛になって
頬染め逢ったつもり
酷いほどの零が
熱く冷ますの
C
愛してよ
君じゃない
そんなのは…解ってる
D
銀河を揺らして響かせた
境目から覗いた
焔も煙が棚引く
C
()悪い
それでも
愛してよ………嘘吐き
LS
一対の炎になって
火見詰め逢ったつもり
痛いほどの肺が
燃やし尽くすの
叶わず…
星の火花になって
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想