1A
しろばら、べにばら
双子の薔薇姫
母と3人で仲良く
暮らしていた
1B
ある日、しろばらが見つけた
雪降る、わが家の庭で
白に染まりつつある
大きな熊
1S
嗚呼、寒いでしょう
さあ、家の中にいらっしゃい
暖炉の前で寝転びながら
体をあたためて
2A
しろばら、優しい
感謝する熊
べにばらと母を無視して
幸せそう
2B
ある日、熊はこう言ったわ
「僕は、人間なんだよ」
悪い魔法使いに
呪われたと
2S
嗚呼、可哀想だわ
ならば、悪い魔法使いさん
私が倒して呪いを
といてあげるからね
C
しろばら、1人旅立った
べにばらの言葉聞かないで
悪い魔法使いを探して
遂には、終には
戻らなかった
3S
嗚呼、しろばら消えた
もう、戻る事は無いんだろう
隣国の王子と恋に落ち
夢に溺れたから
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想