花匂う 花燃えゆく

切ない夜に 火を着けて 身を焦がした 花が匂う
刹那浸る我に酔う
山吹色紅色紫色 様々に 魅せる花の虜よ浮世を忘れても
私の手から 色を灯そう 誘う先端(さき)へ 嗚呼

着いてはまた消える火 突いては更に燃える花
次から次へと色も形も変えてく 
滴る火花が散る 焦げ付く湯気で煙る やがて 堕ちてく
儚い夜に 火を着けて 見え隠れる孤独の闇に脅え
すがってまた着け この火も 陽が昇れば消えゆく

闇に開く花がいい 昼は見えぬ色匂う 燃やす花

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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FIRESTARTER

FIRESTARTERというテーマで書きました。浮世(昼間の現実)から逃げるように夜の遊びに興じる様子を、手持ち花火に火をつけ眺める様子に重ねました。

閲覧数:193

投稿日:2018/08/30 21:11:59

文字数:233文字

カテゴリ:歌詞

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