イントロ前
光差す空に
手を伸ばした 手を伸ばした
A
君と話して 歌を歌って
変わり映えない ありふれた日々
私には 少し退屈で
空を眺めて 川を眺めて
ただぼんやりと 暇を潰した
こんな日も たまには良いか
B
気づいた時には 手の上から
消え去ってたんだ その平凡が
還らないものが 多すぎてさ
多すぎるよ 私が悪いのですか
S
声も出さず泣いてた
なにもかもが夢ならば
そんな私の手を
引いてくれた 誰かがいた
A
涙拭って 足を踏み出す
胸の中身は まだ歪〈ゆが〉んでて
歩くたび 軋む気がした
B
君は今ここに いないけれど
私の背中を 押してくれてる
一歩一歩はさ 小さくても
小さいけど 進むと決めたのだから
S
暗闇に呑まれても
道は必ずあるから
傷を抱えてても
構わないよ それで良いよ
S
雨が不意に止んだ
傘を閉じて上を向く
光が差す空に
手を伸ばした 手を伸ばした
S
こんな世界だけど
こんな世界だからこそ
共に手を差し伸べ
歌を歌い 笑い合うよ
S
「もしも前を向いて
歩けないと言うならば
心癒えるように
手を握るよ 手を握るよ」
伝わるから。
ともしょう様の作品 https://piapro.jp/t/gQt8 への応募歌詞です
歌詞・タイトルの修正も承ります。
流れとしては、まず1番は少女の日常の様子から、そんな日常を奪われた彼女の心境、そして絶望を感じていたが誰かに救われた、と言った感じです。救われた、の部分を細かく断定はしてません。家族なのか赤の他人なのか、励ましの言葉をかけられたのかもしれないし、挫けずにいる姿に感化されたのかもしれません。
2番は、まだ完全に立ち直れはせずとも前へ進み出した様子です。
最後では、救われた彼女が同様に誰かを救える様に、と行動し始めたイメージです。最後のサビで「」があるのは、彼女から曲を聴いている人へのメッセージとして捉えてもらえる様につけた感じです。(セリフだとすると、手を握るよが2回あるのに違和感を感じはするので、そこだけ分けるとかしても良いかもしれません)
私自身、災害と比べたら小さなことでしたが、それまでの日常を失い、その時初めてそんな日々がいかに楽しく、幸せなものだったのかを痛感したことがあります。似た様な境遇にいる人に私からのメッセージを送れれば、と言ったつもりで書いた歌詞です。
読み方、発音等はおまかせします。(言うをゆう、と歌わせるか ようにをよおに、と歌わせるかなど)
コメント1
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ご意見・ご感想
ともしょう
その他
お世話になっております。 ともしょうです。
素敵な歌詞をありがとうございます。 日常が失われる中、それでも一歩一歩と歩みを進め、救う側へと転じるストーリー素敵だと思いました。
今回きっかけこそ震災がありましたが、抽象的であり多くの人の気持ちを乗せることができるこの歌詞を採用できればと考えております。
つきまして、何点か修正依頼できると幸いです。
1:1番サビとラストサビの連続性
曲の構成的に、最後のサビの部分で1番にある「弾いてくれた 誰かがいた」と最後の歌詞に「(今度は私が)手を握るよ 手を握るよ」といった具合に1番の伏線をより強く回収できるような構成にして頂けるとありがたいなと思います。
2:1-B歌詞
「帰らないものが 『多すぎてさ 多すぎるよ』 私が悪いのですか」はちょっと蛇足な印象を受けたので少し周辺と合わせて綺麗に並ぶと助かります。
3:進み出す話になる
紹介文にある2番が彼女が進み出す歌詞になる所がもう少し分かりやすく理解できると歌詞と構成がすっきり入ってくるような印象を受けましたが、これについては少し悩んでいるのでそのバージョンも見てみたい程度に考えています。
ミクへの実装の過程でもしかしたら増えるかもしれないのですが、ご検討頂けると幸いです。
よろしくお願い致します。
2024/01/17 20:01:15
イリアスロ
こんにちは。ご連絡ありがとうございます!
歌詞の修正、承りました。その上で、こちらからも少々お聞きしてもよろしいでしょうか?
2について
修正するのは「多すぎてさ 多すぎるよ」の部分のみで大丈夫でしょうか。また、この箇所は同じリズムなのもあり似た様な歌詞の反復にしたのですが(2番の「小さくても 小さいけど」も同様です)修正後もそのような方向性の歌詞で良いでしょうか。
加えて、私も可能な限り早く案を出せるようにしますが、この日までに修正案を出して欲しいという日時はありますか?ありましたら遠慮なくお申し出ください。
楽曲の大部分を担当していただいた以上、私としてもともしょうさんの希望には出来る限り応えたいと思っていますので、他にも提案がありましたらどんどん教えてください。
2024/01/17 20:46:57