濃墨(こずみ)の とける森の中
木々の静寂 木霊する
小さな雪原、風が撫でれば
月影(つきかげ)纏う 銀花舞う

遠い遠い 夜神楽の
お囃子の音(ね)は山に消ゆ

遠い遠い 星々は
大河を綾なす瞬きを


ほんの少しの間(あいだ)だけ
凍える大気に おじゃまさま

起きている子は おいでまし
眠っている子は また今度
星降る 雪の灯る夜(よ)は
おとぎ話の ひとつでも



水面を止めた氷面鏡(ひもかがみ)
氷花を咲かせた木々覗く
小さな雪原、残されたるは
駆けゆく小さな足の跡

とろりと注ぐ 甘い湯気
少し冷まして召し上がれ

とろりと溶ける 蝋(ろう)は告ぐ
「短くなれば、夢の中」


ほんの少しの間だけ
忍ぶ大気に おじゃまさま

眠れない子は おいでませ
眠たい目の子は また今度
たくさん遊んだ その夜は
おとぎ話の ひとつでも



赤い木の実で色付いた
雪のうさぎは寄り添って、

こだわり帽子の雪だるま
にんまり笑顔で ご満悦

雪の涙は つららになって、
世界に静かな きらめきを



ほんの少しの間だけ
凍える大気に おじゃまさま

起きている子は おいでまし
眠っている子は また今度
パチパチはぜる 暖炉のそばで
おとぎ話の ひとつでも


星降る 雪の灯る夜は
おとぎ話の ひとつでも





【ひらがな】


こずみの とける もりのなか
きぎの せいじゃく こだまする
ちいさな せつげん、かぜが なでれば
つきかげ まとう ぎんか まう

とおいとおい よかぐらの
おはやしのねは やまに きゆ

とおいとおい ほしぼしは
たいがをあやなす またたきを


ほんのすこしの あいだだけ
こごえる たいきに おじゃまさま

おきているこは おいでまし
ねむっているこは またこんど
ほしふる ゆきのともる よは
おとぎばなしの ひとつでも



みなもをとめた ひもかがみ
ひょうかを さかせた きぎのぞく
ちいさな せつげん、のこされたるは
かけゆく ちいさな あしのあと

とろりと そそぐ あまいゆげ
すこし さまして めしあがれ

とろりと とける ろうはつぐ
「みじかくなれば ゆめのなか」


ほんのすこしの あいだだけ
しのぶ たいきに おじゃまさま

ねむれないこは おいでませ
ねむたいめのこは またこんど
たくさん あそんだ そのよるは
おとぎばなしの ひとつでも



あかい きのみで いろづいた
ゆきのうさぎは よりそって、

こだわりぼうしの ゆきだるま
にんまり えがおで ごまんえつ

ゆきの なみだは つららになって、
せかいに しずかな きらめきを



ほんのすこしの あいだだけ
こごえる たいきに おじゃまさま

おきているこは おいでまし
ねむっているこは またこんど
パチパチはぜる だんろのそばで
おとぎばなしの ひとつでも


ほしふる ゆきのともる よは
おとぎばなしの ひとつでも

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

雪世界(旧)

お久しゅう存じます( 'ω' )
繁忙期、無事に終わりましたいぇーい٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
しかし人事異動にてチームの主戦力をいっぺんに失いまして、
“…後続、まだ、育ってない…。。今、閑散期…。。…閑…散、期……?あれれ?”な状況となりました(´・ω・`)

……………まぁまぁ、なんとかなるさ_(:3」z)_



さて、そんなどうでもいいことは置いといて、
今回は“雪”をテーマに書いてみましたっ
(季節感など知らぬっ!←)

雪独特の静けさとお家の暖かさを感じて頂けましたら嬉しいです(*´꒳`*)

ーーーーー
2018/4/25 追記

やっぱりちょっとテイスト違いましたですよ(。-_-。)
書き直しなう。
ちゃんとしたの出来たら上げ直させていただきますね

見てくださった方々、ありがとうございましたっ!

しばし待たれよっ(`・ω・´)


ーーーーー
2018/5/2 追記

書き直しました!あげ直しました!
下記のリンクよりご確認いただけますっ
http://piapro.jp/t/Y0TP

これはこれとして、このまま上げておきますね
ビフォーアフターもお楽しみくださいませ٩( 'ω' )و 笑

閲覧数:183

投稿日:2018/04/16 22:42:31

文字数:1,238文字

カテゴリ:歌詞

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