愛児 愛児 可哀い児らよ
この母を覚えているか
愛児 愛児 愛しい児らよ
神代の御國は優しいか


夜毎に心馳せるるは
朧な面影 恋し人
されども願う道行は
戯れ 手折った 枝別れ

痛めたことを悔やめとて
贖う術も有らざらん
この世の他の思い出に
児喪り唄を謡う



愛児 愛児 可哀い児らよ
あの人を赦しておくれ
愛児 愛児 愛しい児らよ
神代の御國で幸いに


徒然 任せ忘るるは
淀んだ恋情 乞いし人
さながら暗夜道連と
定めて 逸れた 生別れ

花の命と急かされて
宿した君も在らざらん
この世の外の思い出に
児喪り唄を謡う



愛児 愛児 可哀い児らよ
この母を怨んでおくれ
愛児 愛児 可愛しい児らよ
この母を忘れずおいで
愛児 愛児 愛惜しい児らよ
神代の御國で常しえに


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

児喪り唄

意訳と、読みが前のバージョンにあります。

閲覧数:39

投稿日:2010/02/25 02:23:01

文字数:378文字

カテゴリ:歌詞

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