創作というと、自由な表現、感情の爆発、ひらめきの産物――そんなイメージが強いかもしれません。
でも僕はエンジニアだからか、どうしても**「創作とバグ(間違い)」を重ねて見てしまう**んです。

仕事でコードを書くとき、バグは避けるべきものです。
間違いは排除し、効率よく、美しく、動くものを作る。
でも、創作ではそうはいかない。

音楽、絵、文章、プログラムも含め、創作物って最初から正しくなんて作れない。
むしろ、間違ったコード、思いつきのメロディ、バランスの悪い構図――そういう“ズレ”の中にこそ、自分らしさや個性が出てくる。

僕は以前、趣味でボカロ曲の支援ツールを作ったことがあります。
最初は「便利なツールを作ろう」と意気込んでたんですが、途中で気づいたんです。
使いやすさより、遊べることの方が大事だって。

創作って、便利の向こう側にある“違和感”から生まれるんですよね。
理屈通りに動くものより、なぜかクセになる、不完全な何か。
完成度の高いコードより、未完成な音の方が、心に残ることがある。

だから僕は、創作活動をしている人を見ると、すごく親近感を覚えます。
たとえ職業が違っても、**「バグと共に生きてる仲間」**だと思うからです。

僕たちはみんな、きっとどこかで“正解”を気にしすぎてる。
「これでいいのかな?」「もっと上手くならなきゃ」と。
でも、創作の本当の面白さは、「これって変だけど好きだな」って思えるかどうかなんじゃないかと思います。

もし今、何かを作っていて、うまくいかないと感じているなら。
それは単なるバグじゃなくて、あなたの“らしさ”かもしれません。

創作とは、きっと「不完全のまま届ける勇気」なんです。

バグがあるから、直せる。
ズレてるから、広がる。
正確じゃないから、心が動く。

僕はそんなふうに、これからもコードを書いたり、アイデアを練ったりしながら、“バグっぽい感情”と付き合っていこうと思います。

そしてこのピアプロという場所に、そんな不完全さを持った表現がどんどん並んでいくことを、エンジニアとして、ひとりの表現者として、密かに楽しみにしています。

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

<本田教之>創作はバグの味方

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投稿日:2025/07/03 11:13:03

文字数:908文字

カテゴリ:AI生成

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