歪んだ目をした君が そっとその目を伏せた
頬にかかる影に涙が伝った
小さなこの手じゃ 君の悲しみは掬えないけど
笑ってもいいかな 君の笑顔を願って
鏡も見ずに作った笑顔は そっと胸を刺した

メシア 弱い光を帯びて
そっと透明な 硝子に手をついた
「こっちにおいで」とは言えなくて
波紋を指で 追っていた

伏せた瞼を広げて ずっと何かを見てる
腕を伸ばして抱きしめてあげたい
掠れたこの声じゃ 君を守ってあげられないけど
歌ってもいいかな 顔が上がるように
曲も聴かずに歌った歌は 不恰好なメロディー

メシア 強い優しさ帯びて
僕にあるモノ 歌声響かせて
「ずっときいてて」癒されるまで
大切な君 傍に居て

メシア 途切れかけるメロディー
君が呟く この歌の続き
「もっとうたおう」幸せ願い
流れる歌は 旋律救世主

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

旋律救世主

ボーカロイドからマスターへ。
元気の無いマスターを元気付けようと悩みに悩み。
そして辿りついたモノとは――…。

「旋律救世主」は「メロディーメシア」と読みますー。

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投稿日:2008/02/24 15:50:24

文字数:360文字

カテゴリ:その他

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