A)
朝起きてカーテンを開ければ
雪が降っていて


またこの季節が来たかなんて
一人でへこむんだけど


久しぶりに見たそれは
なぜか僕の動きを止めさせる。



B)
でもさ、やっぱり
雪はいい物じゃないよ。

キレイだけど冷たいし
白の世界は
僕は一人だと突き付けてくるみたいで

目がチカチカして
少しぼーっとするんだ。



サビ)
雪が降る中を
僕は一人で歩く。


首にはマフラーを
手には手袋を


当たり前に毎年繰り返す冬の装いに

今年は何か足りないなって


去年の冬を思い出すのは

きっと初雪を一人で迎えたせいなんでしょう。


この両手には何も無い事を誤魔化すみたいに

ポケットに手を突っ込んで歩く


そんな雪の季節の始まり。






A)
帰り道、夜の街を歩いていれば
キレイな物が溢れていて


またあのイベントが来るのかなんて
一人ため息つくんだけど


キラキラ輝くそれ達は
なぜか僕の足を止めさせる。



B)
でもやっぱさ
こんなの一人で見ても感動なんかしないよ


キレイだけど眩しいし
街に流れる歌は
僕が一人だと突き付けてくるみたいで

頭がクラクラして
少しぼーっとするんだ。



サビ)
雪が降る街を
僕は一人で歩く。

耳にはイヤホンを
視線は足下を


当たり前に毎年繰り返す街の喧騒に

今年は何か足りないなって


去年の冬を思い出すのは

きっとあのツリーを一人で見たせいなんでしょう。


僕の隣にはもう君がいない事を誤魔化すみたいに

ずっと下を見ながら歩く


そんな雪の季節の始まり。




C)
君とはしゃいだ初雪と

君と見たイルミネーションを


思い出すこんな季節は
やっぱり嫌いだよ。


嬉しそうだった君の目と
あったかかった君の手を思い出しては


胸がギュッてなって
少し足が重くなるんだ。



サビ)
雪が降る中を
僕は一人で歩く。

首と手には君がくれた
マフラーと手袋を


当たり前に毎年繰り返す冬の装いに

今年は何もかもが足りないなって



去年の冬を思い出すのは

きっと君がキレイすぎたせいなんでしょう。


この両手には

僕にはもう何も無い事を誤魔化すみたいに


ポケットに手を突っ込んで歩く


そんな雪の季節の始まり。

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初雪とイルミネーション。

冬はやっぱり嫌いだよ。

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投稿日:2013/11/26 02:49:21

文字数:973文字

カテゴリ:歌詞

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