これは何も無い僕が駆け上がってくストーリー
僕は最初は名もないモブだった
画面の向こうの君を模倣して見続ける日々
君は 歌って 踊って 輝いて
遠い太陽のように見えたんだ
でもいつからか同じ舞台に立ちたいなって思って
気持ちのままにスマホのカメラで真似して撮った動画
不恰好だけど、どこか誇らしくて
どこか君に近付けたそんな気がした
僕は今も君を追いかけているよ
名前を呼んでもらえて動画も見てもらえてるけど
君と 踊って 歌って そんな日々は
近くて遠い月のように感じたんだ
でも突然に同じ舞台に立てる日が来て
夢見心地で大きなカメラで撮ってもらった姿
幸せそうで、少しはにかんで
どこか君と重なって見えた気がしたんだ
もしも君が明日、いなくなってしまっても
僕は君の姿を追い越して
そんな僕が羽ばたいていくそんなストーリー
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