落としてきた 膝はたいて
歩幅を正す 背を見つめている
ここに意味はないんだって ひとり泣いていたのかな
ぼくら今ここに紡ぐ 最高の拍を

思いの外 近いものだね
地面にまた 浅い息を吐く
ぼくはどうして悲しいんだろう
きみは正気なのさ と見上げた
その瞳にあの空は 何色に映っているの

幸あれ 
きみがそう思えたなら
言葉は閉ざして また出会って

臆面もなく 焦がれていた
目が眩むほどだったのに
怖れるものもなく 立ち尽くす
ただひとり 夜ばかり 果てしない

逃れるように加速していく
風だけを感じている手足
届くなら今こそ応えてよ
他人面とか認めてないんだって

霞む境界線 託した予感は
願わせてしまった
この悪い夢が まだ続くように

怒り出す 心臓の音
自問自答も虚しい 力任せのビート
迷える脳の回路 震わして一瞬で前ならえさせられてる

きみは呟いた
この世界はなんだって無限だ
ぼくは笑った
この世界にゃなんにもないのさ

忘れたいんだよ 
こんな一秒でさえ
完璧じゃないなんて 退屈だね
それでいいんだよ 無様な道化も
ぼくが抱きしめてあげるから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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土をとり戻す

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投稿日:2024/02/10 16:33:51

文字数:486文字

カテゴリ:歌詞

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