青いぼくの声が聞こえるかい
変わり得ない世を憂う声が
ただ生きてるそれだけで
心は磨り減ってゆく
そんな心の根の奥底に
ふわりと触れるは君の音色
いつか花の匂いを忘れる時も
優しいその音を忘れはしないよと

霞む浮世に隠された
値千金の夢を君とみたいのです

嗚呼、春のうららに夏の雲 秋の夕暮れ
冬の空 北風 雪月花の趣よ
巡る季節を噛みしめて君に恋して
限られた命の尽きる傍まで生きたいよ

散りゆく梅の葉の強かさ
別れ際の君の儚さを
この心に認(したた)めて
そっと覚えておくよ
ゆく河の流れは絶えなくて
花の色もうつりゆくけれど
今は君のためなら何のそのってね
ちっとやそっとの憂いは払い除けてやる

薫る浮世の片隅で
素朴純粋な夢を君とみたいのです

嗚呼、君が語らぬ過去ならばぼくは知らない
月影が幾度もその姿を変えてゆく
でも君が隠した哀しみをぼくは知ってる
その光る涙の元をどうか断ち切らせて


ともすれば君は僕を見兼ねてやってきた
現人神じゃなかろうかな


嗚呼、春のうららに夏の雲 秋の夕暮れ
冬の空 北風 雪月花の趣よ
巡る季節を噛みしめて君に恋して
限られた命の尽きる傍まで生きたいよ

嗚呼、君が語らぬ過去ならばぼくは知らない
月影が幾度もその姿を変えてゆく
でも君が隠した哀しみをぼくは知ってる
その光る涙の元をどうか断ち切らせて
限られた命の尽きる傍まで君とふたりで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

浮世の現人神

閲覧数:72

投稿日:2013/05/15 10:30:25

文字数:600文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました