『夢喰い少女からの手紙』
︎◻︎
永い幸せが音を立てて壊れた。
病床に臥す君をただ眺める日々の中、
うなされる君の手を握ることしか
私にはできない。
◻︎
ねえ、君は夢を見ているんだ
瞼の裏に反射した
震え出すような悲劇を
ずっと
何かを望むぼろぼろの掌を
私が全部包み込んであげるからさ
『起きて』
霧が途切れない終わらない暗い森の奥
歩けない動けないでいた君を迎えに来たんだ
崩れ落ちてく世界を横目に見ながら
君の手を取った
壊せない砕けない壁の向こうで響いた
忘れない離れない君の悲鳴を聴きたくないからさ
微睡の底まで君の体温をただ感じていた
ねえ 青い空で泳ぎたくて 羽を揺らして
食んだ雲は 君が思うより苦い味で 笑ったね
闇夜に足を滑らしても
君は独りじゃない
◻︎
君の寝息をただ見守るだけの夜
汗ばんだ首筋 苦痛に歪む顔
君の泳いでいる意識の海はいま
酷く荒れているのであろうか
せめて、そんな悪夢を全て喰らえたら
儚い願いを抱いて私は船を漕ぐ
そうか願望(ゆめ)を見ていたのは
私の方だったんだ
◻︎
眠れない眠れない夜を何度過ごして
下らない何気ない会話を何度夢に見たんだろう
消えそうに微笑む 君の横顔に救われてたんだ
果てしない止め処ない 想いでできた言葉を
起きれない目覚めない君の元へ 届けにいくよ
ここにいるから ああ 君とおはようを交わすまでは
『夢喰い少女からの手紙』 歌詞
『夢喰い少女からの手紙』の歌詞です。
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