ため息が積もる空に重い雲が流れ
気づけばアスファルトを濡らしてる
雨音が急かす街は相も変わらずで
冷えた心も見慣れたものの一つ
同じ日々でも何も解らなくて
僕は、また間違いを犯すのだろう
夏の雨が運ぶ面影 振り返ることもない
纏う空気だけあの頃の尾を引いた
想い揺らす温い風 振りほどいて
今はただ行くんだ
辿る先はきっと分かっても
変えようのないことばかりで
積み重ねたぶんだけ、囚われている
雨音が響く夜は甘く誘う追想
さめざめと涙で散らす記憶
夏の空に浮かぶ遠い雲 過ぎた想いはにわか雨
香る匂いだけあの頃の尾を引いた
胸を焦がす暑い日差しを背に受けてさ
僕は、また進むんだ
目紛しく色を変える心模様もすぐさま過去へ
羽を休める暇さえなく置いてかれた昨日という現実
迷い逃げ込んだ帰り道で立ち止まる
見失ったのは君じゃなくて
雲が閉ざした僕の心
夏の雨が運ぶ面影 振り返ることもない
纏う空気だけあの頃の尾を引いた
想い揺らす温い風 振りほどいて
今はただ行くんだ
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