「世代じゃない」
根底がないからさ　空のまま誰かに染まる
どこかで指さし笑う声が聴こえる

「嫌いじゃない」感情を呈すれば
ごらん、ほら　共感モノでしょ？
愛のない人にあう寂しさも忘れる

必死にとったファイティングポーズでも
やっともらえた一等賞ならきっと届くと
わたしの信じていた世界が待っている

光よ、
変えられるものを変えるだけの勇気と
選んだ運命に身をゆだねたくて
わたしが暗闇の中で手繰り寄せた君の手
掴んだ瞬間に扉は開いた　オーバー

「普通じゃない」
ありふれた日常も知らない突飛な話も
自分にない感性の一つだと疑う

エンドロール
ハッピーであふれてる
それって感動的でしょ？
どうやらわたしには勿体ない話だ。

やっと出会えた最愛の人も
たった一度でバイバイなんでしょ
こんな綺麗で愛おしい世界が嫌いになっていく

祈りよ、
変えられぬものを受け入れられる力を
走った心臓の鼓動が痛くて
わたしが陽だまりの中で
確かに見えた世界の未来は透明で
わたしはいなくて

「あーあ」

何度も泣いて諦めに慣れた
その度にあなたを傷つけていた
気づいても気づかぬふりをしていた

少しでも早く人よりも前に
生き急ぐ度何かが壊れた
それでもあなたと笑える気がした

間違ってないだろう
間違ってないよな

間違ってないよな

芽生えた 一粒の種が根を張るこの世界と
残った秒針で何ができますか？

光よ、
変えられるものを変えるだけの勇気と
選んだ運命を輝かせたくて
わたしが暗闇の中で手繰り寄せた君の手
掴んだ瞬間に扉は開いた　オーバー