「おやすみ」とだけ言って、お前は家を出る。

ここから壁掛け時計が見える。

朝の日差しのせいで、少し見づらいが、今は朝の7時15分。

大抵の人間にとっての1日の始まり。

だが、私にとっては1日の終わり。

「おはよう」とだけ言って、また目を瞑る。


~南国在住、定年を迎えた63歳独身爺 相田諒介の気まぐれ話~

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【朝】~南国在住、定年を迎えた63歳独身爺 相田諒介の気まぐれ話~

おはよう。おやすみ。朝。

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投稿日:2019/01/08 00:53:41

文字数:165文字

カテゴリ:小説

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