今日は日曜の振替で私は休み。
修学旅行の間で不足した食材買いに行くついでに、バレンタイン用の食材もゲットしといた




家に戻り冷蔵庫に買ってきた食材詰めてからパソコンへむかう




家には一台しかないパソコン。
いつもはカイトがネットを見てるぐらいか。私はまだ少しだけしかカイトに歌わせてあげてないから使用要素は低め…





でも、バレンタインで新しい歌をあげたいなと思って作りはじめた歌を組み立てていこうと思って…





バラードでオルゴール風の曲調を目指し音を繋いでみるがやっぱりなかなか上手くはいかない



「うーん…一カ所気になるとこがあるけどどう直すか」



サビ部分の盛り上がりに欠ける。あー…考えが煮詰まっちゃった




「…マスター？」


「うわっ…てヒイトかぁ」


「……そんなに驚かなくても。
コーヒー煎れてきましたよ」


「ありがと」




いきなり私の横からパソコンを
覗き込んだのはヒイト。コーヒーを煎れてくれたらしい。一口飲み一通り曲を流しながらまた考える





「……サビの部分、音の流れ方が気に入らないんですね？」


「さすがヒイト、その通り」


「……ピアノの音を入れたらどうですか？マスター多少は弾けるのでしょう？」


「そうだねー…やってみるか」





昔少しだけ習ってたから少しだけ弾けるピアノ。まだ仮状態だからキーボードでいいや。軽くサビにいれてみたら…いい感じ！





「これだ！ここいじったら次は…最後にもいれて、完成！ありがとヒイト！！」


「いえ…。兄さんの曲でしょう？…喜んでくれますよ」




ヒイトはフワリと笑って言った。今度ヒイトにも曲を書こうか？と聞いたら困ったような悲しいような表情で「楽しみにしてます」とだけ言った



歌は好きなはずなのに、悲しそうなんてどうかしたのかな…？でも作るよ。今から少しずつ






でも今はこの歌！明日は仕上げて早めのプレゼントって事でカイトの調教に入れるといいな