伝えたいことがあるわけじゃなくて
知って欲しいわけでもなくて
なんて格好つけてみるけどさ これは
五線譜を介した 吹替版のダイアリー

歌詞も書けない ああ
ただ思い付いた言葉並べてる
こんな言葉に何の意味も無いって
そう思えない僕もいる
しょうがない 書き直そうか

この長い長い長い時代の中で
広い広い広い世界の中で
人一人たった数十年生きる
ことに何の意味があるかなんて

暗い暗い暗い未来の先に
狭い狭い狭い視界の先に
まだ 何も見えなくたって
立ち止まることも許されず
歩いてくしかない


今のままで十分だって
マシな道を歩んできたって
なんて格好つけてみるけどさ これは
可能性を無視した 大層な空威張り

息もできない ああ
ただ書き並べた言葉に飲まれる
こんな言葉に何の意味も無いって
そう思えない僕もいる
「大丈夫 歌にするから」

この長い長い長い時代の中で
広い広い広い世界の中で
人一人たった数曲を紡ぐ
ことに何の意味があるかなんて

暗い暗い暗い思考の先に
狭い狭い狭い試行の先に
まだ 答えが出なくたって
そびえ立つ壁も顧みず
登ってくしかないってことかな

付和雷同な僕に解答例一つ教えてよ
全て終わった後にゲームの点数聞かせてよ
生涯かけた未解決問題解き明かしてよ
お前に価値はないってほらほらどうぞ突き付けてよ


この長い長い長い時代の中で
広い広い広い世界の中で
生きる理由なんて分からない
意味も分からない
「けど 良いじゃない!」

そして
暗い暗い暗い未来の橋に
狭い狭い狭い視界の端に
ほら 映ったような光一点
掴める日が来るか知らないって
だけどその日まで信じて
耐え抜くしかない
「そうじゃない?」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

光一点 歌詞

小春六花オリジナル楽曲『光一点』の歌詞です。

閲覧数:68

投稿日:2021/11/23 00:24:29

文字数:725文字

カテゴリ:歌詞

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