星月夜 吹き抜く秋声
静寂が闇を包む
紫苑の花弁 舞い降る
記憶の水を掬う
頻闇を彷徨った
照らされた幼い星
穏やかな月光
絡まった僕の鎖を
少しずつ解けていく
君との時間 続くと信じてた
刹那の夢とは思わずに
頬に淡い雫が溢れた
今も憶えてる 君の色彩
秋暁は未だ見えず
薄紫の面影
記憶の歯車軋む
何もかもがすれ違い
手遅れだと気付いた時
あの日差し出したこと
全て無駄ではないと
信じていたいよ
四季は巡り 誤解が解けぬまま
別れの手紙 ひとつだけ残し
遠くの世界に
旅立ってしまった
無力さを嘆いても
何も変わらない
愚かさを呪えども
きっと報われない
旅の無事祈ること
せめての餞と…
君と彩った日々
僕は忘れない
最後の花弁は遥か彼方
儚き者へ どうか
届くように
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