眠りについた森の奥深く

誘われては風が舞い降りる

静けさに独り咲くは幽し色調(トーン)

水面に揺れる睡蓮は

何を焦がれ

霞みゆく月を仰ぎ見るのでしょう

浮いては綻ぶ花弁(ノート)の羅列

黙した夜に並べようとも

誰の目にも留まらない独奏歌


眠れぬままの寂しき湖

深く広がる闇に星は還りゆく

緩やかに紡がれるは音無き旋律(メロディ)

水面に沁みる漣は

何を求め

呑まれゆく月に手を伸ばすのでしょう

凪いでは生じる波紋(リズム)の軌跡

黙する夜に描きゆこうと

誰の耳にも届かない独奏歌


小さな蕾(ひとみ)に

微かな弧(ひとみ)に

月(きみ)を映して待ち続けてた

その光(ねいろ)が降り注がれる刻(とき)を……


淡くも優しい月光(ボイス)の響き

黙した夜が目を覚ましたら

風が彼らへ運んでくれるだろう

儚く連なる僕らの調べ

微笑む夜へ奏で織りなす

朝が訪れるまでの連奏歌

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

連奏歌

レントリオ(連・蓮・漣)のイメージで作ってみた歌詞。
曲にする際、歌詞を一部修正する可能性有り。
何か最後がちょっとこう……何かねぇ…。
そしてもうこんなに当て字多い歌詞は書かないと思う。

閲覧数:186

投稿日:2012/04/10 22:23:19

文字数:415文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました