『望愛』
愛して
愛して
誰でもなく
僕だけ

刹那の夢に身体を委ねたら
アダムとイブが
僕等を待ってるから

感じて
感じて
この想いを
君だけ

止め処もなく溢れる想い
誘惑の果実
二人で齧れば

もう、止められない、止めたくない…
重なる身体
触れ合う心
溶かして混じろう
ひとつになれば
きっと昨日の
僕たちとは
違った世界
感じられるから



信じて
信じて
僕のこと
君のこと

信じず傷つくなら
信じて裏切られよう
強く強く正しくあるために

泣きたい
泣かせて
お願い
君の胸で

折れそうな翼で蒼空を翔けているから
目指す未来への
道標を失ってしまいそうで


だから、休ませて、留めさせて…
暴力と破壊が交錯するこの街で
一人
生きていることに疲れ果ててしまったから
アナタの傍にいさせて…



世界は誰かの血を糧に回っているけど
一欠けらの魂
どこへ行けばいいのか
一人で生きているものなどどこにもない
今はただこの手に守るものが無く
この翼に乗せるものが無いだけ


信じて…
信じさせて…
愛して…
愛させて…

この世界の不条理な摂理に負けないために。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

「望愛」

それは、愛ではないのだけど。


一人で生きているとこんなに辛くて、悲しくて。
だからこそ、一夜の逢瀬に永遠を求めて。
それは愛じゃない、わかってる、

わかっているんだけど、という思いを言葉にしてみました。

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投稿日:2015/01/26 20:04:30

文字数:544文字

カテゴリ:歌詞

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