愛してるから両腕で
力一杯抱き締めたら
絞め殺してしまいました
その次は傷付けぬように
私から離れておくれと
思わず突き落としてしまいました
なぜ泣くの
私はあなたが
好きなだけなのに
真白なあなたが
みにくく濁ってしまう前に
わたしがあなたの
両目をとつてしまいましょう
愛していました
なかなかわすれられないから
また会いに来てしまいました
もう一度愛して
いいのでしょうか許されますか
あなたは私を覚えてもいないでしょうが
また泣くの
私はあなたの
その泣き顔も好きだけど
真白なあなたが
けがれてしまう前に
私があなたの
耳をもいでしまいましょう
言葉も忘れてしまった
あなたの跡は
どこまでも澄んだ色でした
あなたを真似て涙流したら
あなたの上に落ち
醜い斑に染めた
真白なあなたを汚していたのは
他のだれでもない私でした
目からこぼれる黒い涙が
尽きるころ私は白、痴ろ。
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