辿り着いた世界は 『決められた世界』
人の笑顔がよく見える

僕の想いも 君の心も
知らないままに 閉ざされて


書き換えられた記憶 脳裏に微かな思い出(きおく)
上手く生けるようにと 科学者が創った世界
僕らは置いていかれたんだ 未来に


望んだ 確かに仰いだ
「くだらない明日はいらない」と
今の僕はそんな愚図な自分を
責める事もできず 君と笑ってる



辿り着いた世界は 『愛された世界』
人の涙は見当たらない

君の想いなんか嘘だと 全部知ってても
『知らないこと』で 終わるんだ


悔やんだ 確かに喘いだ
「やるせない昨日じゃ足りない」と
今の僕はかっこ悪い自分に
愛想を尽かすこともなく



目の前に見知らぬ老人が
大きな荷物を持って立っていた
ゆっくりと僕を見据えこう言った

「素直になる準備をなさい。明日はきっと幸せだ。
 足掻き、つまづき、涙しても、その日もきっと幸せだ。
 今は存分に泣けばいい。最後にふっと、笑えればいい。」




それからしばらくして この街で爆発が起きて
その瞬間僕らは『世界』を取り戻した



祈った 何度も祈った
僕は未来を強く理解した
今の僕がそんな勇敢な自分に
なれるのかは分からないけど


残そう 確かに伝えよう
濁りのない想い この声で
そしていつか大きな荷物持って
会いに行くよ 行くよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

sweet clock Lab.

閲覧数:93

投稿日:2011/09/06 05:10:52

文字数:580文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました