「ライムソーダ」



ねぇ急いで　なくなる前に
キミはどこにいるの？　かくれんぼ　忘れんぼ
楽しんでる　わけじゃないのに
お願い出てきて　帰ってきてよ

ねぇ聞かせて　聞こえない声まで
キミのささやき　追いかけ　追い越し
手に入れてた　つもりなのにね
掴み損ねてた　グラスは割れて

タイムトリップ　うわっと飛び
ライムの香り　まとったまま
わがままなら　いくらでもどうぞ
キミのためならいいんだ


キミとは　出会わなかった？
なかったことに　そうして
後ろ髪切り落とし　涙落とし　振り返ってみればそこに
キミとは　出会ってしまった
なかったことに　できない
後ろめたさ背負ったなら　これからも　いついつまでも
あぁ　飲み干す　強めのソーダ　呼吸傷つけて
あぁ　思い出さないで　忘れないで
ボクのこと



ねぇ知ってる？　初めての日に
キミの心の中　堕ちてく　満ちていく
鼓動はもう　急ぎ足でさ
ひたすらにただ　足踏みしてた

ねぇ好きだよ　言えなかったあの日
キミは消え去り　まぼろし　摩訶不思議
捕まえれば　よかったのにね
嫌われちゃっても　かまわないから

タイムリープ　くるっと回って
アイムソーリー　やり直したい
ぎゅっと絞った青い果実は
しわくちゃのまま戻らない


キミとは　出会わなかった？
なかったことに　そうして
水にすべて流して　涙流し　振り返ってみればそこに
キミとは　出会ってしまった
なかったことに　できない
見ず知らずの過去の風景　懐かしむだけなのボクは
あぁ　飲み干す　強めのソーダ　キミは今どこに
あぁ　思い出さないで　忘れないで
ボクのこと


キミとは　出会わなかった？
なかったことに　そうして
後ろ髪切り落とし　涙落とし　振り返ってみればそこに
キミとは　出会ってよかった
なかったことに　しないよ
後悔は先で待ってる　抱きしめて　連れて歩くよ
あぁ　飲み干す　強めのソーダ　キミが好きだった
あぁ　思い出さないで　忘れないで
ボクのこと