ひとつだと知ったときには手遅れだった
あの子は迷子 沈んだまま戻ってこない
ぽつりと消えた 一つの音
それが僕だったと知った時 君は何を思うだろう
世界の一つが消えただけ
寄せては帰る波のような毎日を ただ ただ 歩いていた
世界で誰かが消えただけ
いつでも笑顔を浮かべていた あの子は一体どこ?
涙も声も枯れて どこにも見当たらない 行方不明なあの子
尋ね人もいないまま このまま 消えてしまったら
幸せなのか 寂しいのか どちらもあるのだろう
探してほしいんだろう このまま 消えてしまうなんて
幸せどこいった 寂しさはどうしたら救えるの
迷子のままのあの子は ぱたりと膝をつく
ひたすらに枯れるまで泣いて 腫れた目を隠すために沈んでいく
見上げた太陽が眩しい ダイヤモンドのようにきらきらして
届かないから 伸ばさなかった指先で触れてみた
大事な大事なあの子の欠片 ぷつりと刺さって 痛かった
世界の一つが逃げたんだ
ぽつりと紡ぐ 一つの音
それが世界の端っこで聴こえたら 君は何を思うだろう
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