久しぶりに会ったあなたは
少し大人っぽくなっていて
開いてしまった目線の差に
戸惑ってしまいました
話していると明るい所は
全然変わっていなかったから
少し安心してしまって
胸が暖かくなった
「あの頃は苦手だったピアノも
こんなに上手くなったんだよ」
得意気に弾いて見せるあなたに
「あぁ私がいなくてもあなたは」
なんて馬鹿だよね、でも
涙が零れてしまったよ
ひとつひとつが重なって
また思い出になるのなら
あの頃の笑いあった日々も
今この瞬間だって同じ
だよね?
あなたはまた行ってしまうけど
私を置いて行ってしまうけど
「私も、負けていられないなぁ」なんて
笑ってごまかそう
雪が降るホームであなたは
そっと笑って、でも寂しそうで
私だけじゃ無いんだ、なんて
少し嬉しくなりました
「もうすぐ電車が到着します」と
お別れの合図が響き渡る
白い息で暖めた
凍えた指先で
あなたの掌をそっと包んで
思わず言ってしまいそうになる
言葉を抑え込んで、強がった
あぁ、笑ってみせればあなたは
私を見つめて、でも
きっと見透かされているんだね
終わりのベルが鳴った
また広がって行く距離に
胸が締め付けられて、だって
言えないよ「行かないで」なんて
だから
「さよならなんて言わないよ
まださよならなんかじゃない
少しの間、会えなくなるけど
また絶対会いに来て。約束」
だから!
あなたはまた行ってしまうけど
私を置いて行ってしまうけど
「私も、進まなきゃいけないなぁ」
なんて
涙を堪えよう
「…またね」
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