「夢幻　～Mugen～　～消えぬ燈～」

作詞・歌唱：紅迦蓮
作・編曲：白井太久

退廃した街立ち上る黒煙
右か左か何方へ向かえばいい
甲高い悲鳴泣き喚く幼子
無意味な殺戮　悍ましい光景

正しさとは正義とは　それぞれに掲げし想い　
例えどちらかが敗北しようと
恨み消えることなく　また開かれし傷跡　

束の間の眠りせめて今宵の月
明日は続くのか目覚めぬままなのか

人は人の為　自らを犠牲に
されど尚亀裂　止まぬ憎しみ合い

絶望と懺悔　罪なき命
果てなき争いから　何が生まれるの

生まれた場所が違えば　世代超えて生まれたなら
逃げ惑う恐怖　声にならぬ叫び

大切な人よ… 夢幻のこの世に生まれし
消えぬ燈よ　その溢れる愛よ
一筋の光求め　謳い続けよう

ただこの地を守る為　命懸けて叫び続け
生きて生き抜いて今この瞬間を

朝焼け芽吹く命　この腕に抱きしめ
痛み悲しみ抱えながら　苦しみ乗り越えて

そして繰り寄せ　許し合える日々へ