嫌われてばかりの人生でした。 ――君はそう言いました

遠巻いて嘲笑われ 近寄ると離れられ
どうして? どうして? 答えなんて出ないのに
好きなものを鼻で笑われ 嘘だらけの「好きなモノ」で合わせて
人それぞれの好みを どうして否定されたのかな
わからないことばかり
多数決に負けた弱者(よわもの)は それでおしまい
でも、そんなの悲しいよ

全部全部押し込めて 隠した想いは誰にも見せないで
本当は違うよ 悲しいよ 寂しいよ
辛くて、辛くて 消えたくて
声を上げれたなら 少しは違っていたのかな、なんて

仮定のお話 それは未来?

「あの頃に戻れたら」
誰かはそう言うけれど 僕はただただ願うよ
もしそこに戻れたなら 僕は君に言いたいんだ

お調子者で 失言ばかりして
それでいて知らんぷり――見ないふり
本当は辛いこと全部耐えて 涙した分強くなれると
ここより先の未来は明るくて きっと素敵なんだと
そう信じていた君に

辛いときは泣いていい 僕が傍にいるから
君がいてくれたから 君が頑張ってくれたから
今の僕があるんだよ
全部全部乗り越えて ここまでおいで
君が何よりも嫌いだったものが
少しは嫌いじゃなくなっているから
君が望んだ 夢の先ではないけれど
あの頃君が欲しかったものが ここにあるから

もしも君の手を取れたなら
君は独りじゃない、大丈夫だよって
そう伝えたい
あの日の君へ伝えたい
いつかの未来で 待っているから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

君へ、

 「僕」から「君」へ。誰しも振り返るときはあるものだ。

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投稿日:2016/01/20 00:48:27

文字数:618文字

カテゴリ:歌詞

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